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森の光
執筆者の写真be hachi

2024.4.27sat 群馬百名山 古火山!子持山のシンボル!獅子岩から広がる岩脈を追いかけました!

群馬百名山

こんなに面白い山

古い火山だからこそ

見られるものが溢れた

【子持山】

行って参りました


関越道を北上して行くと

確か??

沼田あたりで正面に見えてくる

獅子岩のあるあの山です


谷川岳に行く時は

よく目を凝らして見てみてください

初心者向きとはいきませんが

ゆっくり慌てずに進めば

そんなに難しい山ではないと思います(ルートによります)

今回はあらゆる方面から獅子岩を眺めて

岩脈を歩くルート!


※岩脈ってなんぞや?ってことなのですが

私素人が出来る範囲ご説明させて頂きます

(※あくまでも、火山に興味を持ち出した素人って事をご理解ください笑)

これこそがこの山の面白さなのですが

そもそも子持山は周辺の山(赤城山や榛名山など)よりずっと古い古火山

活動を終えたのが今から20万年前頃(初期の活動は160万年前ほど)

周囲の山の活動期が1万年前頃だからその差は歴然


とっても古い!

古いってことは??

溶岩などの硬くないものは浸食されて消えている←これです


通常の若い山は、大体△ですよね?

まだまだ浸食には時間がかかるのかな??


この山の特徴として

ドッカーン!!🌋

獅子岩は溶岩が地下深くから火口に吹き上げるまで

マグマの通り道になった(火道)

そこに詰まったマグマなのです

火口内で固まったマグマ←これです

これを岩頸と言います

※高さは100mほど


そしてその火道から

割れ目を伝って流れ出したマグマが固まったものが岩脈

※子持山では獅子岩を中心に放射状に150本ほどが確認されているそうです


長い時間を経て

それら以外が侵食され

岩頸と岩脈が浮き彫りに

ようは、、、

見やすいって事です(感動)


では?

それを頭に入れながら

進んでみましょう

(ここに来るまでに語りすぎ)

まず立ち寄ったのが

展望岩

ここからの獅子岩ったら

まあなんともド迫力

もちろん岩脈上

続いて

子持山山頂を目指していきます

振り返ると

また違った獅子岩が見られます

子供を抱えているようなそんな感じ

鼻毛も生えてるし

前歯もある(笑)


山頂からはまだまだ雪をかぶった

谷川岳や上州武尊などの

山々がみえます

天気が良ければもっと遠くまで

北アルプスも見えるんだとか

お昼休憩をとったら

ゆっくりこの山の大トリ

獅子岩へ向かいます

空いている午後を狙いましょう♪

獅子岩には高度感のある梯子と鎖場があります

怖いと思ったら登らない

(これが一番良いと思います)

勿論登ったらどこもかしこも危ないので慎重に♪

ここから眺める

THE岩脈

ステゴサウルスの背中みたいな岩脈を

お客様が見つけてくれました

その横には万里の長城の様な細い岩脈

もう興奮状態ですわたし(涙)

なんじゃこりゃー!!!!

初めて気が付いた(感動)

帰りはもちろん岩脈移動で下山します

時々細い個所もありますが、ゆっくり注意して歩けば大丈夫

どんどん獅子岩が遠ざかります


標高を下げると

ミツバツツジがポツポツと

お花に癒されます

そしてラストは屏風岩へ

こちらは危ないので覗くだけ

(涙)


ここから下りればすぐに登山口です

登山口に聳え立っていた

あれが「屏風岩」ですから


今回は

おふたりのお客様と歩いてきました


お久しぶりのお客様と

(久しぶりでもない気がするのは気のせいでしょうか?)

初めてのお客様

(何故か初めての様な気がしませんでしたど笑)


ゆっくりと時間をかけて

見どころをしっかり押さえて歩きました

楽しみたいところ

いつまでも景色に見とれていたい場所では

しっかり時間をとらせて頂きます

そして岩場な山は疲れない様に歩きます


足がーっ

もつれたら命取りですから💦


子持山は2名様から3名様までご案内させて頂いております

紅葉の時期にもまた開催させて頂きます

それまでには

もっと火山のお話が出来いるように

なれたらいいなとおもいます


ご参加のみなさま

これまた楽しい一日をありがとうございました

またお会いできるのを楽しみにしております(^^♪


はちべ



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